家庭血圧の意義とは?測り方・活かし方
2020/06/19更新
こんにちは。院長の品川弥人です。
高血圧シリーズの第2弾、家庭血圧の意義、測り方・活かし方 についての動画を作成しました。
血圧は診察室だけでなく、家庭での測定・記録がとても大事なのですが、その意義をご存知でしょうか?
家庭での血圧は診察室で測定する血圧に比べ、臓器障害や心臓・脳血管の病気とより密接な関係を持つことが知られています。
診察室血圧が高くても、家庭では正常な状態を白衣高血圧、逆に診察室では正常でも家庭血圧が高い状態を仮面高血圧と言います。
また血圧が特定の時間に高い場合は、その時間帯によって、早朝高血圧、昼間高血圧、夜間高血圧の3つに分類されます。
家庭での血圧を記録することで血圧の変動パターンを知り、未治療の方は治療の必要性の判断、すでにお薬を内服されている方は治療が上手くいっているかどうかの判断とより適切な治療に活かすことができるのです。
家庭血圧はいつ測ればよいのか?どんな状態で何回測ればよいのか? 上の血圧と下の血圧どっちが大事?など、測定方法やよくお受けする質問にも分かりやすく説明してあります。
是非ご覧いただき、自宅での血圧測定に活かしていただければと思います。