心不全の原因は?どうやって予防する?
2020/08/01更新
こんにちは。院長の品川弥人です。
前回は心不全という病気について説明しました。心不全とは全身に血液を送るポンプのとしての心臓働きが悪くなり、浮腫みや息切れがおこる進行性の病気です。
今回は心不全の原因と予防についてお話します。心不全の原因は何でしょうか?
答えは、「心臓が悪くなる病気は全て心不全の原因となり得る」と言えます。
心不全の原因となる心臓の病気は大きく分けると心筋梗塞や狭心症、心臓弁膜症、不整脈、心筋症、高血圧症などに分類できます。
さらにこのような心臓の病気をおこす原因は何か?まで突き詰めると、心筋梗塞や狭心症をはじめとした多くの心臓病の原因は、高血圧症、糖尿病、タバコなどの生活習慣病なのです。
もちろん生活習慣と無関係におこってしまう心臓の病気もありますが、多くは生活習慣病が大元の原因になっているのですね。
したがって自分でできる心不全の予防が何か?といえば食生活や運動習慣などの生活習慣の改善ということになるのです。
動画での説明も是非ご覧ください。