診療理念

1. 患者様との出会い、人と人とのつながりを大切にし、お互いが笑顔になれる診察を心がけます。

 患者様が安心して通院し、健康管理を任せられるクリニックとはどのようなところでしょうか?
私は、その基盤は「お互いの理解と信頼関係」にあると考えます。例えば、高血圧と心臓病の患者様が来院 されたとします。データだけをみれば、医学的に正しい薬と治療方針を決めることはできるでしょう。
しかし、一人ひとりの生活背景、ご家族、仕事の内容、さらには、ご本人が何に困っていて、何を目標に して治療を行いたいのか、という点を理解した上での診療でなければ、その方にとって最善の医療を提供することはできません。   
 そのためにはまず、患者様と私たち医師が、お互いに心を開いて話のできる関係になくてはなりません。私達はそのために、患者様一人ひとりとの出会いとつながりを大切にしたいと思っています。
 患者様が、ご自身の病気のことだけでなく、日々の出来事やご家族のことを話してくださることで、私達も様々なことに気づくことができ、診療の方針決定に生かすことができます。また私たちにとっても、患者様とのコミュニケーションは日々の診療に対するモチベーションの源でもあるのです。

2. 丁寧に診察し、責任をもって健康・疾病管理を引きうけたうえで、患者様とともに歩む医療を目指します。

 患者様とお会いできる受診の機会を大切にし、丁寧に診察し、責任をもって健康管理と疾病管理をお引き受けします。しかし、健康管理と適切な病気の管理は、医師任せ、薬を飲むだけでは決して成り立ちません。多くの病気は、患者様ご自身が病気を理解し、自分の体について考え、いたわり、自分に合った生活習慣をつくりださなければ問題は解決しません。とりわけ生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病など)、慢性心不全、慢性閉塞性肺疾患などにおいては、食事や運動・禁煙などの自己管理が治療の中で非常に大きな割合を占めるのです。私たちは疾患に合わせた食事療法、運動療法、生活指導を、勉強会などを通じてお伝えしていこうと考えています。
患者様とともに歩む医療とは、このような想いに基づく理念です。

3. 常に学ぶ姿勢を持ち続け、患者様一人ひとりにあわせた最善の医療を提供致します。

 医療は常に進歩しており、発展途上にあります。ときには考え方や治療方針そのものが変わってしまうこともあります。例えばβ遮断薬という薬はかつて、心不全には使ってはいけない禁忌薬とされていましたが、現在では少量から徐々に増量することで心臓の動きが改善することが解明され、慢性心不全の薬物 治療の中心に位置づけられています。今は正しい医療が、数年後には時代遅れになってしまうことは多々あるのです。私たちが常に学ぶ姿勢を持ち続け、最新の情報を得ることで、患者様一人ひとりにあわせた最善の医療を提供することができると考えております。